国際スタートアップイベント「IVS KYOTO」「IVS Crypto」が6月28日、「みやこめっせ」(京都市東山区)で始まった。
IVSは2007(平成19)年に「次世代の、起爆剤に。」をコンセプトに始まったインターネット企業の経営者や経営幹部、投資家が集まるイベント。30回目となる今年は招待制を廃止し、学生や起業を目指す人、エンジニアなど誰もが参加できるように刷新する。
会場ではヘルスケアやゲーム、全国から参加したスタートアップ企業やVC(ベンチャーキャピタル)がブースを設けたほか、国内外の著名な経営者やキャピタリストを招いたセッションを3日間で250以上行う。
IVS Cryptoは注目を集める次世代インターネット「web3」に関する企業や団体を集めたイベント。前回の那覇に続く開催となる。
1日目は入場の受け付けを待つ人の列が「みやこめっせ」を囲うほどの盛況を見せた。岸田首相によるビデオメッセージを流したほか、京都府の西脇知事、京都市の門川市長ががそろって出席した。
この日は会場で、「スターテイル」CEOの渡辺創太さんが、今年1月創業の「スターテイル・ラボ」(シンガポール)がソニーネットワークコミュニケーションズ(東京都港区)から350万ドル(日本円で約5億円)を調達したことを明らかにした。
開催時間=9時30分~17時。チケットはIVSホームページで受け付ける。6月30日まで。