京都精華大の学外アートスペースで「しかけ絵本展」-販売も

「しかけ絵本展」で展示されている絵本

「しかけ絵本展」で展示されている絵本

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 京都精華大学(左京区)の学外アートスペース「shin-bi」(下京区烏丸通四条下ル COCON烏丸3階)のギャラリーで12月20日より、「おとぎの国、チェコからの贈り物 ヴィンテージしかけ絵本展」が開催される。

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 同展は、プラハの古書店に並んでいた絵本を集めたもので、収集点数は全部で45点。うち27点が展示され期間中に入れ替える。展示するのは「ジャックと豆の木/V. Kubasta」(3,990円)、「シンデレラ/Pamela Storey」(2,940円)など、1970~80年代のものが中心で、併設のショップで販売も行う。

 同スペースのディレクター、田村さんは「チェコは昔からアニメーションが盛んで、しかけ絵本は社会主義時代に輸出産業の一端を担っていた」と話している。展示される「白雪姫」や「3匹のこぶた」なども、英語だけではなくフランス語やオランダ語などさまざまな言語に翻訳されている。「ピノキオ」は日本語。

 期間中、しかけ絵本アーティストのヴォイチェフ・クバシュタさんの作品展示と販売も同時に開催。開館時間は11時~21時。入場無料。1月14日まで。

 同スペースは、ギャラリーのほかにショップスペース、ワークショップスペース「StudioKINO」(映像メディア研究所エクステンションオフィスも併設)を設け、同大の学生や卒業生の作品に加え、同大のテイストに合った作品も「どんどん取り入れ」ながら運営されているのが特徴。

shin-bi

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