7月5日から続く大雨の影響で、京都市内の博物館や観光施設にも影響が出ている。
大阪管区気象台希少防災部予防課によると、京都市の一部や亀岡市などでは6月18日に発生した地震で地盤が緩んでいることを考慮し、揺れが大きかった市町村については、大雨警報や注意報の発表基準を通常の8割に引き下げている。
京都市観光協会は、貴船神社や神護寺などは参拝・拝観停止。清水寺や高台寺も一部の拝観を中止。京都水族館や京都鉄道博物館が休館と発表。そのほか、漢検 漢字博物館・図書館、京都国際マンガミュージアムなどは、臨時休館の措置を取った。
同課は、梅雨前線が8日ごろにかけて近畿地方に停滞し、総降水量がさらに増える見込みであることから、土砂災害や浸水害、洪水害に備え早め早めの安全対策を万全に講じるよう呼び掛けている。