京都ホテルオークラ(京都市中京区)で11月7日、「ミシュランガイド京都・大阪2018」の出版記念イベントが行われた。
日本初の東京版に次いで出版された「京都・大阪版」は2009年に始まり今年で9年目。2018年版では、日本料理店の「飯田」(京都市中京区)が二つ星から三つ星になり、京都の三つ星店は8店となった。3,500円以下で楽しめる店「ビブグルマン」は新規掲載の18店を加えて90店となった。
2010年に始まった「旅館」カテゴリーでは、今年初めて俵屋旅館(中京区)が「4赤パビリオン」(豪華で最高級、特に魅力的)の評価で掲載された。旅館もレストランと同様にミシュラン社員が務める匿名の「調査員」が評価しているという。
今年は新たに星の入ったシェフジャケットを製作。日本ミシュランタイヤ社長のポール・ペリニオさんがシェフらに着せて栄誉をたたえた。ペリニオさんは「私はフランス人だが、和食が好き。奥深い和食がもっと身近になれば。来年の10周年に向けて記憶に残るようなメモリアルイヤーに準備したい」と話した。
発売日は11月10日。価格は3,240円。