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京都にご当地ハイボール 平成の「ばくだん」西大路ハイボールで地域おこし

西大路ハイボールで乾杯する西大路活性化プロジェクトのメンバー

西大路ハイボールで乾杯する西大路活性化プロジェクトのメンバー

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 JR西大路駅近くの居酒屋「お肉とお野菜WAGAYA」(京都市南区唐橋西平垣町、TEL 075-691-5933)で5月18日、「西大路ハイボール」キャンペーンイベントが行われた。主催はJR西大路駅周辺の店主らで作る「西大路活性化プロジェクト」。

赤い色が特徴の西大路ハイボール

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 ワインに甘味料を加えた「赤玉スイートワイン」にウイスキーとソーダを加えて作る西大路ハイボール。赤玉スイートワイン(発売当初は「赤玉ポートワイン」)は、サントリーが1907(明治40年)年に発売した商品で、濃い赤色と強い甘みが特徴。同社では販売110周年を記念して、店舗向けに濃縮した商品を販売した。

 同商品は1922(大正11)年に作られたヌード女性のポスターでも知られる。京都では昭和20年ごろにお好み焼き店で提供されたことから広がった「ばくだん」のベースとしてもなじみが深い。「ばくだん」は、焼酎と炭酸(当初はラムネ)を加えたカクテルで、飲みやすいために急に酔いが回ることからその名が付いたという。

 この日は、西大路ハイボールに合う料理として「鶏のいぶし焼き」やブルーチーズ、ドライフルーツなどを用意。キャンペーンでは、西大路駅周辺の焼肉店や串焼き店、お好み焼き店居酒屋などの21店で「西大路ハイボール」を提供する。飲食店以外にもプロジェクトに共感した鍼灸院や工務店なども協力店として名を連ねる。

 横田さんは「西大路は京都駅から1駅4分で乗降も多いが、人が集まりにくいところがある。『ご当地ハイボール』として西大路ハイボールを打ち出し、周辺の店が一緒になってこの一帯を盛り上げていきたい」と意気込む。

 立ち飲み店「蔵々」の村田慎弥さんは「うちで人気のタルタル南蛮に合うと思う」。スナック「K&K」店主の夏美さんは「店によって割合が違うので飲み歩いてほしい」と呼び掛ける。

 店により価格は異なる。

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