地下鉄京都駅の駅ナカ「コトチカ」南エリアに3月25日、新店がオープンした。
京都市営地下鉄は2010年の駅ナカの商業施設「コトチカ四条烏丸」のオープン後、烏丸御池、山科駅に拡大。2012年にオープンした京都駅北エリア、中央改札エリアに今回5店が加わり、全17店となった。店舗面積は5店合わせて270平方メートル。
オープンしたのはJR西日本とセブンアンドアイホールディングスの共同店「セブン-イレブン ハートイン」、がま口専門店「AYANOKOJI(あやの小路)」、宇治抹茶カフェの「辻利」、関西初出店の「カヤバール」、靴屋「fitifit」の5店。駅務室の縮小、機械室の移転や機械の省スペース化によって生まれたスペースを活用。
南改札エリアのエレベーターを20人乗り大型エレベーターにしたほか、ホーム階のトイレを改修。子どものおむつの取り換えができる多目的トイレや、女性のニーズに合わせたフィッティングルームやパウダーコーナーを設けたトイレとなった。
同日行われた開業記念式典で門川大作京都市長は「地下空間をワクワクできるような場所に取り組んできた。地下鉄も、本年度の年間売り上げが9億円を達成。10億の目標も達成できそうだ」とこれまでの取り組みを紹介。
この日、受付や来賓のアテンド行うための「一日駅長」として参加した平安女学院大学1回生でレセプショニストクラブに所属する山元理伽さんと紙森実優さんは「普段から地下鉄はよく利用していて、甘いものが好きなので辻利を利用してみたい」と話していた。
営業時間は店舗により異なる。