ニューヨーク発のブラウニー専門店「ファットウィッチベーカリー」の日本初の路面店「ファットウィッチベーカリージャパン京都受け取り処」(京都市左京区下鴨東半木町)が6月11日、オープンする。運営はリボン食品。
同店は、通信販売で予約した商品を受け取る場所として「受け取り処」と名付けられた。スタンダードなブラウニーとキャラメル、ドライチェリーが入った「レッド」など6種類のブラウニーを詰め合わせた「NYオリジナル」(1,836円)などのブラウニー商品は予約販売のみ行う。前日14時までに予約すれば、翌日に商品を受け取ることができる。
京都出店を記念して、ユズや抹茶など、日本の食材を使ったブラウニー4種を詰め合わせた「京都箱・緑」(1,620円)など、同店での受け取りが条件となる限定商品も販売する。
「受け取り処という形態にしたのは行列や品切れなどのストレスなく商品を届けたいから」と同店日本オーナーの大塚由加子さん。「通信販売ではできない試食や店頭での予約などの店頭ならではのサービスも提供する」と話す。
店頭では、創業者のパトリシア・ヘルディングさんがデザインしたロゴ入りマグカップ(1,296円)やTシャツ(メンズ・レディース=1,944円、キッズ=1,620円)などのオリジナルグッズ、パイ生地にブラウニーを織り込んだ「スティックウィッチ」(6本入り、1,425円)や、数カ月に一度フレーバーを変更する店頭限定ブラウニー「ウィッチトリック」(1個324円、1人3個まで)などは、予約がなくても購入できる。ウィッチトリック第1弾は「麦みそ味」を販売。
オープン初日となる11日は店頭でもブラウニーを販売する。年4回、夏休み、ハロウィーン、クリスマス、バレンタイン前にも、予約なしでブラウニーを購入できるオープンウイークを予定している。開催期間はホームページやフェイスブックで告知する。
ヘルディングさんは「クッキーカッター(アメリカの慣用句で工業的に作った製品のこと)ではない、質にこだわったハンドメードならではの、味や形を楽しんでもらえれば。日本のお客さまだけでなく、ニューヨークから日本に来た観光客にも来店してほしい」と笑顔で話す。大塚さんは「ニューヨーク発のブランドではあるが、『下鴨のお菓子』と言ってもらえるような地域に愛されるブラウニーショップにしたい」と意気込む。
営業時間は10時~18時。火曜定休。ブラウニーの事前予約は、同店オンラインショップもしくは電話(TEL 06-6301-6855)、FAX(06-6301-8510、用紙はオンラインショップからダウンロード)で受け付ける。