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京都で「100万人のクラシックライブ」 クラシック音楽によるコミュニティーづくり

晴れたときは写真の能舞台で演奏を行なう。

晴れたときは写真の能舞台で演奏を行なう。

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 京都の社会起業家支援拠点「Impact Hub Kyoto」(インパクトハブキョウト、京都市上京区相国時門前町、TEL 075-417-0115)で3月5日、「100万人のクラシックライブ@Impact Hub Kyoto」が行われる。

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 「100万人のクラシックライブ」との共催で展開する同イベント。クラシックコンサートに入場できないことが多い未就学児の参加にも対応する。

 同財団は、クラシック音楽の普及と若手演奏家の支援・育成、音楽によるコミュニティーの活性化を目指して2015年1月から活動を始め、同年9月、一般財団法人となった。

 会場やコンサートの設営を担当する団体や個人を「アレンジャー」と呼び、27の団体・個人が活動に参画。同年12月までに全国各地で151回の公演を行ってきた。同財団の名前にもある「100万人」は、アレンジャーと協力して公演を行い、最終的に年間100万人にクラシックコンサートを届けたいという願いから付けた。

 1回のコンサートの規模は40人~60人。小規模なコンサートである理由は、「より近くでバイオリンの音色を味わってもらいたい」という同財団代表の蓑田秀策さんの願いから。「至近距離で聴く弦楽器の音色は身体が震えるほどの衝撃と感動がある」という。

 同財団が出演を依頼する学生やプロの若手演奏家には実力派がそろう。今回、バイオリンの演奏を担当する高山佳南子さんも、大阪フィルハーモニー交響楽団に所属する。演奏する曲目はドヴォルザークのユモレスクほか8曲。演奏後は懇親会が行われ、演奏者や参加者同士で交流できる。「音楽を通じて集まった人が、同じ感動を共有し会話することで、何かが始まればうれしい」と蓑田さん。

 13時30分開場、14時開演。入場料=1,000円(中学生以下無料)。交流会は15時~16時(会費無料)。参加申込みはインパクトハブキョウトで受け付ける。

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