京都の地下11メートルにハイテク駐輪場 一時利用にも対応

機械式地下駐輪場の内部(2月11日撮影の同型)

機械式地下駐輪場の内部(2月11日撮影の同型)

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 京都市役所前の広場(京都市中京区)の機械式駐輪場2機が12月18日、運用を開始した。指定管理者は京都市都市整備公社(下京区)。

地下11メートルから地上を見上げる(2月11日撮影の同型)

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 京都駅前に今年2月にオープンした3機の機械式駐輪場に次いで、技研製作所(本社=高知県)の「ECOCYCLE」を採用。深さ11メートルの地下空間に204台を収容する。地上の建屋に設けられたレールに前輪を固定し、入庫ボタンを押すと自動で地下のスペースに保管。平均13秒で出し入れできる。全長や重量、タイヤサイズなどによって利用できない場合もあるため、事前に同駐輪場で車検が必要。現在の寺町臨時自転車駐車場は12月末に閉鎖する。

 同日に行われた記念式典では門川大作京都市長が「平成19年度には約8000台だった放置自転車が昨年度は約400台と約20分の1まで減少している。京都駅の駐輪場も大人気と聞いている」とあいさつし、利用を呼び掛けた。

 24時間利用可。料金は、定期(1カ月)は一般=2,700円、学生ほか=2,500円。一時利用は1日150円。

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