京都高島屋(下京区四条通河原町西入真町)7階催事場で、8月5日から氷菓子や冷たいスイーツを特集した「サマースウィーツフェスタ」が開催されている。京都地区初出店となる「PALETAS」をはじめ、関西地区のパティスリーなど38店舗が参加。開店直後の10時30分には行列ができる店舗も。
フローズンフルーツバーを販売する「PALETAS」は、先に出店した高島屋大阪店で連日完売。2時間待ちの行列ができた人気店。フローズンフルーツバーとは、フルーツや野菜などを特殊な製法で風味や食感を残したアイスバー。一本一本を手作りで仕上げ、具材とジュース部分との食感の違いを楽しむことができる。京都会場では実店舗の定番商品であるリンゴやオレンジなど5種類のフルーツの入った「ミックスイースト」(480円)や、南高梅の入った「サワープラム」(540円)、「サクランボミルク」(580円)など18種類を販売。テークアウト可。
「氷菓処にじいろ 日光天然の氷 四代目徳次郎(以下にじいろ)」では、日光の天然氷を使用したかき氷を販売。こちらも京都初出店。日光の氷室で作られた天然氷は、古くは平安時代、徳川将軍への献上氷として珍重されていた。伝統製法で作られた氷は、そのままでは固すぎるため、15分解凍してからかき氷に仕上げる。「平安貴族も楽しんだ日光の氷を、歴史を感じながら現代の京都で味わってほしい」と「にじいろ」の杉村慶子さん。メニューは「とちおとめ」(901円)や、「ひやしあめ」(881円)など11種類。シロップは着色料、保存料、香料不使用で、栃木県産とちおとめや青森県産紅玉りんごなど、材料は全て国産品を使用。イートインのみ。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月10日まで。