京都女子大学で学生が作るワークショップ 「26歳の私」イメージ探る

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 京都女子大学(京都市東山区)で7月20日に行われた「ふだん着のオープンキャンパス」で、ワークショップ「26歳のわたし」が開かれた。主催は「京女パレット」。

発表の様子

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 京女パレットは2014年1月に設立した学生有志による広報チームで、メンバーは25人。OGを訪問して動画や誌面でその活躍を伝える「Woman Project」にも携わる。リーダーは文学部史学科3回生の山本奈緒さん。

 授業のある20日に特別なイベントを行わず、ありのままの学生の姿を見てほしいと企画された「ふだん着のオープンキャンパス」で、メンバーは高校生に向けてワークショップを実施。社会人4年目の年で仕事にも慣れて、やりたいことに挑戦しやすい「26歳の自分自身」をテーマに、雑誌の中から仕事やプライベートでこうありたいと望むイメージを見つけて切り取り、コラージュをする「ビジュアルボード」作りを行った。高校生たちは、思い思いの写真を集め「友人を大事にしたい」「毎日を充実させたい」などの言葉を添えていた。

 香川県から参加した堂本香富さん(高校3年生)は、母を海外旅行に連れていきたいことなどの夢を書き込んだ。「京女には憧れがあって、これまでも何度かオープンキャンパスなどに参加した。法律関係の仕事に就いて企業で働きたい」と笑顔を見せた。

 「参加した高校生の中には、京女パレットの活動を知っている人や、『将来の自分が少し見えた気がする』と話す人もいて手応えを感じた。もっと多くの人に京女について深く知ってもらえるよう、これからの活動につなげていきたい」と、パレットのメンバーで文学部国文学科3回生の井上奈美香さんは意気込む。

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