ボランティア団体「鴨川を美しくする会」(京都市左京区)が主催するイベント「第38回 鴨川納涼」が8月4日と5日の2日間、三条大橋から四条大橋西岸河川敷の鴨川で開催される。
1964年に鴨川美化活動を目的に発足した同団体は、鴨川の河川美化啓発活動の一環として1969年から鴨川納涼を開催している。今年は7月10日に制定された「京都府鴨川条例」を記念し、オープニングパレードも行われる。
イベントでは、将棋・書道・生花などを体験できる青少年カルチャー体験コーナーや、フラダンスや和太鼓などパフォーマンスなどが行われる特設ステージ、京都府内や全国の特産品展示即売コーナーなどのコーナーを用意。国内唯一となる「友禅流し」も行われる。
昨年は両日合わせて約15万人来場し、他府県や海外からの来場者も多かったという。同団体事務局長の杉江さんは「38回も続けられたのは、いろいろ方の応援があったからこそ。このイベントをきっかけに鴨川に興味を持ってもらい、美化活動に参加していただければ」と話している。
開催時間は、4日=17時~22時、5日=16時30分~21時30分。雨天中止の場合は、両日ともに11時と16時に決定。入場無料。