JTB京都駅前支店（京都市下京区東塩小路町）前で2月8日、シダレザクラの植樹式が行われた。

　京都市が進める緑化活動の一環で、公共の場所や緑化建物を増やす事業「市民公募型緑化推進事業」に対し同社が寄付したもの。JTBが昨年100周年を迎えたことを記念し、JTB協定旅館ホテル連盟京都支部、JTB京都観光誘致協議会が京都駅前の塩小路通の約200メートルに14本のシダレ桜の植樹する費用を寄付した。

　JTB西日本の丸尾真哉常務は「創業の2年後には海外の観光客向けの案内所を設けていた。京都のインバウンドを100年近く担ってきた。今後も京都の観光に携われたら」とあいさつ。小雪がちらつく中、門川大作京都市長とともにシダレザクラの植樹を行った。シダレザクラは今年春にも花をつける予定だという。「観光客の方を出迎える京都駅の新しい名所になれたら」と同社広報担当者の岡部久人さん。

　3月15日までに14本を植樹し、花壇の整備も予定する。