複数のギャラリーが合同企画「裏・アートマップ」-京都芸術センター

京都芸術センターで「裏・アートマップ」が開催中

京都芸術センターで「裏・アートマップ」が開催中

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 元明倫小学校の建物を利用した「京都芸術センター」(京都市中京区室町通蛸薬師下る、TEL 075-213-1000)で6月5日より、「裏・アートマップ2007」が開催されている。

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 同イベントは、2008年5月に行われる「KYOTO ART MAP(キョウトアートマップ)2008」のプレイベント。キョウトアートマップは、ギャラリーによる合同企画展。開催期間中は、各ギャラリーが会場となり、それぞれ作品を展示する。1998年より始まり、次回の副題は「京都美定書」。「現代美術と社会のかかわりをより深く検証する機会としたい」(京都アートマップ実行委員会)という。

 「裏・アートマップ」は、今年で2回目。現代美術ギャラリー12店から18人と3組のアーティストが参加。同一会場に作品が展示されるため、各ギャラリーの特色を一度に見ることができる。例えば、カセットプラントファクトリーが手がけた「カセットプラント」は、カセットテープケースに花を入れ、同センターの窓ガラス一面に並べた。ケースと花は、メーカーと花店の協力のもと、廃材となるものを用いた。スイスの留学生であるセバリー・セリーヌさんの作品「波線 day after day」は、来日してからの自分の気持ちの揺れを黒陶で表現。FIAT(フィアット)の廃車を用いた國府理さんの「Rainforest Car(レインフォレストカー)」は、車内にシダなどの植物とシャワーを設置し、定期的に水を降らすという作品。そのほか、彫刻、ドローイング、映像作品などさまざまなジャンルの作品が並ぶ。

 開催時間は10時~20時。入場無料。6月24日まで。問い合わせは京都アートマップ実行委員会まで(TEL 075-211-2985)。

京都芸術センター

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