嵐電ファンで木版画専門店「竹笹堂」(下京区)店長の森愛歩さんが8月16日、自主的な活動から始まった、嵐電ガール「おらん」として大文字音楽祭でデビュー曲となる「帷子(かたびら)ノ辻ユリユラレ」を披露した。
当日は、作曲を担当したUndecona(アンデコナ)の2人に呼ばれトレードマークの着物で登場。「おらんー」と掛け声も上がった。曲は、昭和歌謡をイメージしたゆったりとしたリズムに乗せて、嵐電の分岐駅、帷子ノ辻での恋の物語を歌い上げた。
演奏後、同曲と「おらん音頭」という曲でCDを出すことを発表。今後の抱負について聞かれた森さんは「京阪電車のイメージガール『おけいはん』と共演できたら」と、はにかみながらも意欲を見せた。