京都国際マンガミュージアム（中京区烏丸通御池上る、TEL 075-254-7414）で3月31日より、「KYOTO MANGA FESTA 2007（キョウトマンガフェスタ2007）」が開催されている。

　「日常生活に入り込んでいる多くのマンガ的な文化、『マンガ的要素』を顕在化させる」（同ミュージアム）などが同イベントの開催目的で、将来的には近隣の諸施設とも連携し、街中をマンガ一色にすることを目指しているという。来場者は約1万6千人を見込む。

　同フェスタでは、期間中の土曜・日曜・祝日を中心にさまざまなイベントを開催。イベントは「みる・きく」「体験する」「買う」「考える」の4ジャンルに分かれる。

　「みる・きく」では、詩人のchoriさんと狂言師の童子さんによるコラボレーション・ユニット「chori/童司」によるライブ＆トーク（5月5日）、「体験する」ではアニメーション作りを体験できる「アニメーションスタジオ」（4月28日ほか）、「買う」では、9人の似顔絵師が集結する「びっくり似顔絵箱」（４月14日ほか）が、「考える」では「マンガが街を変える」（5月6日）と題し、同ミュージアムのほか、「手塚治虫記念館」「水木しげるロード」などのマンガ関係者により「文化としてのマンガの可能性と利用の仕方」についてフォーラムが行われる。平日も「立体ハイビジョン映画」「名作アニメ」の上映やメインギャラリーでは関連映像・グッズなども展示されている。

　開館時間は10時～20時（入館は19時30分まで）で、入館料は500円ほか。イベントにより特別料金が必要となる。水曜休館。5月6日まで。

京都国際マンガミュージアム