祇園で切り絵と銅版画の個展-「オルタナ」に毎号掲載の高橋さん

写真=画廊展示風景

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 切り絵の個展「高橋さとみ展 桃太郎と赤ずきん」が12月23日、ぎゃらりぃ西利(京都市東山区四条通祇園町南側 京つけもの西利祇園店4階)で始まった。

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 高橋さんは、銅版画や切り絵を手がけるほか、アコーディオンやジャグリングなどでパフォーマンスや教室を行うなど多彩な活動を行っている。

 同展は、花園文庫(登龍館)付録の小さなお話絵本「桃太郎」の原画や、ビジネス情報誌「オルタナ」に毎号掲載している切り絵原画、ジャルル・ペローの「赤ずきんちゃん」を元にした銅版画などを展示。ひとつの空間を2つの童話で対比させた表現を、切り絵と銅版画の作風で楽しめる。 京都では4回目となる個展。

 空想画を主に描いているという高橋さんは「私の場合はなぜか、鬼と狼がイキイキとした絵になっている。脇を固めなければ主役が活きないのか、私自身が鬼や狼なのかは自身でもわからないところでもある。午後は毎日在廊予定なので気軽に立ち寄っていただければ」と話す。

 開催時間は11時~19時。1月5日まで(1日~3日は12時~18時)。

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