京都市内各所で9月26日から、映画・漫画・アニメ・ゲームなどの異なる種類のコンテンツのイベントを同時に実施する「KYOTO Cross Media Experience 2009」が開催される。主催は、京都府内の企業・大学・行政で構成するKYOTO Cross Media Experience実行委員会。京都のコンテンツ産業盛り上げを目指す。
会場は祇園甲部歌舞練場(東山区)、龍谷大学大宮学舎、西本願寺(以上下京区)、京都コンピュータ学院京都駅前校(南区)、京都国際マンガミュージアム(中京区)、東映京都撮影所、東映太秦映画村、松竹京都撮影所(以上右京区)など。
祇園甲部歌舞練場では時代劇の映画祭「HISTORICA-Trans Samurai(越境するサムライ)」が行われ、三池崇史監督や押井守監督らが来場する。京都コンピュータ学院京都駅前校ではCGアニメコンテスト「CGアニカップ」、東映京都撮影所では任天堂の初の単独イベント「Nintendoゲームイベント」、京都国際マンガミュージアムでは特別展「美少女フィギア 原型師ボーメの世界」やワークショップ「えむえむ × Hatena パラパラマンガワークショップ」、太秦各地では「京都太秦シネマフェスティバル」が行われる。祇園甲部歌舞練場と龍谷大学大宮学舎では4つのテーマに分かれた講演会「国際クロスメディアカンファレンス」も予定。
同実行員会の事務局担当者は「異なるジャンルのコンテンツを融合することでコンテンツ産業の可能性を広げることができる。京都のコンテンツの魅力を体感してほしい」と話す。
開催時間は会場によって異なる。10月4日まで。