ピンクリボン京都(TEL 075-213-2437)は10月1日から11月12日まで、30歳以上の女性を対象とした乳がんの無料検診や、京都市内でメッセージカードを配布するなど啓発キャンペーンを行った。
「ピンクリボン」は、アメリカの乳がん患者の家族が「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めてはじめた乳がん検診の啓発活動で、早期検診・早期発見の大切さを訴えるシンボルマーク。ピンクリボン京都では、2010年までにマンモグラフィー受診率50%にすることを目標に掲げ、約1カ月間に渡りキャンペーンが展開された。
10月1日から31日まで新風館では懸垂幕が掲げられ、店頭でメッセージカードが配布された。「乳がん検診を受ける」ことを啓蒙するポストカードで3万部も発行された。
ピンクリボン京都のフィナーレとして最終日の11月12日は、ウィングス京都でシンポジウムも開催された。担当者は「今後5年は継続していき、乳がんの定期検診を習慣化させたい」と話している。