京都に国内初の染色専門美術館-約150畳の畳敷き

写真=室町通に面する「染・清流館」外観。

写真=室町通に面する「染・清流館」外観。

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 呉服の企画・製造・販売などを手がける大松(京都市中京区)は9月29日、染色専門のギャラリー「染・清流館」(中京区室町通錦小路上ル、TEL 075-255-5301)をオープンした。染色をテーマにした専門美術館は同館が国内初だという。

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 場所は、京都芸術センターの北隣。ビルの6階にある同館のエントランスは落ち着いた色で高級感を演出しているほか、館内は約150畳の畳敷きで、靴を脱いで鑑賞する。同ギャラリーでは来年2月までの5カ月に渡り、「染・清流館」の前身である「清流会」が所蔵する500点のコレクションの中から染色技法別に作品を展示する。今回は、皆川月華さんや小合友之助さんらの作品28点を展示。

 館長の木村さんは、「京都の、ひいては日本の染色アートを世界に発信する拠点になれば」と話している。

 入場料は大人=300円、学生=200円。毎週月曜休館。開館時間は4月~10月は10時~18時、11月~3月は11時~19時。同館では開館を記念し10月3日から22日まで、「現代の染展『現代染色の先達』」を開催する。

染・清流館
TEL 075-255-5301

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