放送中にリスナーへの応援ソング作り-KBS京都ポッドキャストで配信

写真=生放送中に曲作りをする「ハンドウォーマーズ」

写真=生放送中に曲作りをする「ハンドウォーマーズ」

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 KBS京都ラジオの番組「伊舞なおみのみんながメダリスト」(毎週日曜13時~)の1コーナー「スカポンタスのみんなのうた」が3月17日より、ポッドキャスト配信されている。

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 同番組は、ヒット曲やリクエスト曲を中心に、エリア内で開催されている競技の模様を伝える番組。同コーナーは、「みんながメダリスト」になれるようにリスナーの応援ソングを制作しようという思いから企画された。番組から生まれたユニット「ハンドウォーマーズ」がリスナーから届いたメッセージを元に曲を作る。「ハンドウォーマーズ」は、ギター・パーカッション・トランペットを中心としたユニット。

 第1回のポッドキャスト配信では、2007年7月放送の「定年でリタイアし、パートとして働く複雑な気持ちな主人に応援ソングを作ってほしい」というリクエストを元に制作した曲を配信。タイトルは「お父ちゃん」。「汗水流して働いて家族のために働いて~」といった歌詞で、アップテンポでブルースな仕上がりになった。

 同ユニットのクイックLEEゆうたさんは「ラジオを通じてどんどんと人がつながっていくこと、さらに『ありがとう』の反応をもらうことで、ものすごくやりがいのあるコーナー。曲作りは大変だが、僕が全体の構想を考え、ダイちゃんが詩を書き、クロやんがコードをつけるという黄金パターンができた。このユニットでなければできなかった」と話す。「これからもリスナーの生の声を聞いて生活に溶け込むような、思わず口ずさんでしまうようなハッピーで温かい曲を作っていきたい」(同)とも。

 リスナーからは、「自分にも応援ソングを作ってほしいという声や、所属する団体の応援ソングにしたい」といった反響があるという。同番組のパーソナリティーの伊舞さんは「リスナーのオーダーに合わせて放送時間内に新曲を作るという無茶ぶりにもかかわらず、毎回心に響く曲が生まれていくので感服。時折、ゲストの方が飛び入りでコラボするのも楽しみのひとつ。送り手と聴き手が一緒にものづくりを体験できるコーナーとして、手作りの時間をこれからも共有していきたいと思う」と話している。

 同番組担当の田中さんは「リスナーからの声を元に2時間弱で曲を作るというのは、生放送ならではの楽しさ。AMラジオらしい企画で自身も楽しんでいる」と話し、今後はこれまでに制作した30曲の中から選曲し、CD化も検討しているという。

伊舞なおみのみんながメダリストKBS京都

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