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京都で「シェイクアウト訓練」実施へ 緊急速報メールの配信も

東本願寺で行われたシェイクアウト訓練の様子

東本願寺で行われたシェイクアウト訓練の様子

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 京都市でシェイクアウト訓練が3月9日に行われる。東日本大震災をきっかけに2013年ら始まった訓練で、今年6年目となる。

緊急速報メール

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 シェイクアウト訓練とは米国発の訓練方法で「Drop(まず低く)」、「Cover(頭を守り)」「Hold on(動かない)」の3つを行い、その行動を振り返るもの。市は同時にロッカーなどの転倒防止や備蓄、避難場所の確認など個別訓練の実施も呼び掛けている。

 今年は11日が日曜となるので、学校や会社などで参加しやすい9日の9時30分に行う。5分後には京都市から訓練用の緊急速報メールで避難情報を送信する。(機種により受け取れないこともある)。訓練の参加表明となる事前登録も受け付けており、6日現在で約7万人が参加する見込みだという。

 京都市防災危機管理室の山内匡さんは「地震発生時は初動が大事。いざという時に落ち着いて行動が取れるように多くの人に参加してほしい。オフィスなどは、時間に合わせて本物の緊急地震速報のアラームが鳴るアプリを使ったり、避難場所や経路を確認したりしてほしい」と呼び掛ける。

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