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四条烏丸の果物店に今年最初の「京大イチゴ」入荷 棚いっぱいに甘い香り

京都大学大学院農学研究科付属農場で生産されたイチゴ

京都大学大学院農学研究科付属農場で生産されたイチゴ

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 四条烏丸のカフェ併設の果物店「アローツリーカラスマ」(京都市下京区四条通り室町東入函谷鉾町、TEL 075-255-7212)が1月20日、今年最初の「京大イチゴ」を入荷した。

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 京大イチゴは京都大学大学院農学研究科付属農場(木津川市)で栽培されたイチゴで、生産量が少なく、小売店で扱うのは同店のみ。農園では熱源から電気と熱を取り出し、さらにそこで発生した二酸化炭素はイチゴの温室に供給するトリジェネレーションシステムを使っている。

 この日入荷されたのは「ゆめのか」と「さがほのか」の2種類で、300グラムのパック(830円)と、150グラムのパック(430円)を用意。棚いっぱいに並んだイチゴからは甘い香りを漂わせていた。今後、京大イチゴは金曜または土曜に入荷するが、収穫量や生育状況によっては入荷しない週もあるという。

 店長の藤野真弘さんは「『酸味があって、食べ応えがしっかりしている』とリピート客もいるなど好評で、入荷の問い合わせも何度かあった。京大で開発されたトマトの品種『京てまり』なども入荷予定だが、生育が遅れていて、2月の中旬以降になると聞いている」と話す。

 営業時間は10時30分~20時30分。

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