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京都の女子大生が「お母さんにプレゼントしたい日傘」6案を商品化 百貨店で販売へ

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 京都女子大学(京都市東山区)の学生がデザインした「日傘」のお披露目が4月13日、同大学で行われた。

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 東山七条からに同大学に至る、通称「女坂」で日傘を差して登校する学生が多いことから、2015年から「お母さんにプレゼントしたい日傘」をテーマにデザインを募集した。

 今年は59作品の中から6作品が選ばれた。デザインを基に「ムーンバット」(京都市下京区)が商品化。今月12日から、ストレートタイプと折りたたみタイプ合わせて180本を阪急うめだ本店(大阪市北区)で販売している。

 作品は、同大学のシンボルでもある藤をデザインしたものや、黄色や水色のボタンの模様をあしらったもの、黄色の幾何学模様を組み合わせた元気のあるデザインなど6種類が選ばれた。花言葉にこだわって色とモチーフを選んだ学生もあった。

 同大学3回生の成田朋香さんは「あじさいに淡いパステルを使って女性らしさを出した。ムーンバットの方からお花のような日傘の形やゴールドの刺しゅうを使って仕上げてもらった。6つの内の一つに選んでもらってうれしい」と話す。

 ムーンバット事業本部大阪営業ヘッドの原田尚宏さんは「学生のデザインは生産の効率を考えてデザインする既存のブランドにはない発想でデザインするので、高度な技術が必要な部分もあるが、プロが見ても良いデザイン。消費者の志向と合っている」と評価する。

 阪急阪神百貨店の第1店舗グループアクセサリー・シーズン雑貨商品部長の木久アヤ子さんも「非常に上品な仕上がりで京都女子大らしい色使いも優しさが出ている。学生さんには頑張ってほしい」と話す。

 4月22日・23日は、デザインした学生たちが阪急うめだ本店で店頭販売を行うほか、トークショーも行う。

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