「ART KYOTO 2012」が4月27日、京都国際会館（京都市北区）とホテルモントレ（中京区）を会場に始まった。

　昨年の「アートフェア京都」から引き続き行われる同イベント。今年はメーン会場を京都国際会館に据え、サブ会場の「ホテルモントレ」のほか、京都市営地下鉄烏丸線の沿線にある「HOTEL ANTEROOM」（南区）、ギャラリー＠KCUA（中京区）などで関連イベントも実施する。

　京都で人形の美術書を中心に発行するマリア書房（上京区）は、初の公式ガイドとなる「MILNDA（ミルンダ）」（1,575円）」を発行。イベントに出展するギャラリーや団体を一冊にまとめた。「アート京都の期間でなくても使ってもらえるように、後半はショップ系やカフェを併設したギャラリーの特集も組んだ。街歩きに」と高野明子社長。

　同社のブースの一角では、ギャラリー花影抄（東京都文京区）の伊多呂さんや永島信也さんの現代根付け作品を展示。「全ての面が細かく細工がされているのでぜひ手にとって見てもらえたら」と同ギャラリーの橋本達士さん。

　開催時間は会場によって異なる。入場券は1,500円（3日間入場可能）。今月29日まで。