金剛能楽堂で恒例「大文字送り火能」-初心者に分かりやすい工夫も

京都の夏の風物詩、送り火の日に合わせ金剛能楽堂で「大文字送り火能」が行われる。写真は演目の「清経」。

京都の夏の風物詩、送り火の日に合わせ金剛能楽堂で「大文字送り火能」が行われる。写真は演目の「清経」。

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 京都の夏の風物詩、大文字の送り火が行われる8月16日、金剛能楽堂(中京区烏丸通中立売上ル、TEL 075-441-7222)で「大文字送り火能~蝋燭(ろうそく)能~」が開催される。

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 毎年送り火と同じ日に行われる蝋燭能は今年で8回目を数える。能舞台の四方にろうそくを立て、通常の能舞台とは異なった趣向で行う。色付きの照明を使うのも同舞台の特徴。月明かりを青い照明で表現し、物語の悲しさをより強調する効果を狙ったもの。

 上演演目は「清経」。初心者にも分かりやすい人気曲で、能楽師が事前に解説を行うため参加しやすい。「毎年この舞台は京都に来られた観光客や外国の方など普段とは違うお客さんが来る」と金剛能楽堂の岸さん。上演約1時間後に能楽堂向かいにある京都御苑から、右大文字の送り火が見えることもあり、毎年人気を集めている。

17時30分開演。料金は、一般=5,000円、学生=3,000円。

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