電池ロボ「エボルタ」、東海道500キロを走破-三条大橋でゴール迎える

ゴールの喜びに沸くエボルタシスターズと制作者の高橋さん

ゴールの喜びに沸くエボルタシスターズと制作者の高橋さん

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  電池を動力にする小型ロボット「エボルタ」が11月20日、三条大橋でゴールを迎えた。

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 パナソニック(大阪市門真市)の充電式乾電池「EVOLTA(エボルタ)」の性能を実験・PRする同企画。同電池単3型12本を搭載した小型ロボット「エボルタ」が充電を繰り返しながら東京・日本橋~京都・三条大橋の東海道五十三次、53カ所の宿場を走行する。走行の様子はユーストリームで生中継し、ツイッターのハッシュタグ「#EVOLTA」で検索するとタイムラインが確認できるようにしていた。

 最も難所とされている「小田原」~「箱根宿」間では残り3キロの地点でトラブルが発生。メンテナンスを施すも日没となり、ルールに従い翌日7日に残りを走破。箱根関所跡にゴールした。しかしスタッフの間で「東海道五十三次最大の難所である小田原~箱根宿を1日でクリアしたい」と強い思いからリベンジするなど、その行程は過酷だった。

 最後の宿場となった「大津宿」(大津市)を早朝6時に出発したエボルタは山場である九条山を迎える。「天下の嶮(けん)と呼ばれる箱根を1日で越えられなかったリベンジの思いをもって何とか走り切れた」とエボルタの生みの親である高橋智隆さん。13時過ぎには雨が降り出したためペースダウンしたが、15時40分に三条大橋に到着しゴールを迎えた。

 ゴール後、リーダーの松居将司さんは「箱根や静岡でお会いした人がここにも来てもらってとてもうれしいし、ありがたい。残り5次になったころから『この旅を終わらせたくない』と思っていた。でもこうしてゴールに着いて、皆さんの顔を見ると本当にゴールできて良かった。ありがとうございます」とあいさつした。

 ゴールの様子はCMに使われるという。

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