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2月22日は「忍者の日」 京都の忍者道場で子ども向け手裏剣企画

好きな武器を手に記念撮影。左から2人目が伊蔵さん

好きな武器を手に記念撮影。左から2人目が伊蔵さん

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 四条烏丸にある「NINJA DOJO and STORE」(京都市下京区白楽天町、TEL 070-6401-8076)で現在、2月22日の「忍者の日」に合わせた企画が行われている。

印を組む市川伊蔵さん

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 伊賀出身の市川伊蔵さんが2015年に始めた同施設。忍者装束に身を包み、忍者の抜け道などの仕掛けや刀や手裏剣などの体験や、忍者道具の展示、グッズ販売を行う。欧米やオーストラリアから来場者を大半を占め、英語でレッスンも行う。昨年は、大きな宣伝をしていないにもかかわらず、年間4000人もの人が訪れたという。スタッフも伊蔵さんを含め9人に増員。別のフロアにも約30畳の道場を設けたほか、春からは着物、忍者や侍、甲冑(かっちゅう)などの装束の着付けサービスも提供するという。

 「日本記念日協会」が認定した忍者の日(同日)に合わせ、2月は毎週日曜に子ども向けにゴム製の手裏剣を投げる無料体験を用意。「少しずつ忍者の日の認知も上がってきていてうれしい。忍者がいかに生き延びてきたか、体験を通じて感じてもらえたら」と話す。

 「古文書などをひもとくと、忍術は平和的に解決に導く術。情報を収集し、戦わず交渉する、戦うときも互いに被害を少なくすることが忍者の役目だった。どんな状況でも生き延びる術はサバイバルという意味でもあり、処世術という意味でもある。昨年の大河ドラマ『真田丸』で描かれた真田家の生き方はまさに忍者的だった。今の見通しにくい状況や人間関係に苦しむ現代にも生かせるはず」とも。

 営業時間は10時~18時。入場無料。

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