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ディーン&デルーカ京都がリニューアル 食材など物販強化、「日本のつくり手」発信も

店内の様子

店内の様子

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 10月から改装工事が行われていた工事烏丸蛸薬師にある「DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)京都」が11月29日、リニューアルオープンした。

ランチで選べるメニュー

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 大正時代に北國銀行として使われた建物をリノベーションした同店は、1年間限定のレストランとしてオープン。その後、パンを中心としたカフェ部門を強化。10月から店舗改装を進め、マーケットとしてリニューアルした。

 運営するディーンアンドデルーカジャパン(東京都渋谷区)は「旅するDEAN & DELUCA」と題して「日本のつくり手」に着目したプロジェクトを開始。その土地に伝わる食文化や伝統の技などのほか、実際に現地に訪れて集めた食材をオンラインで紹介し、翌月に店頭に並べる。海外からの観光客も多いことから京都店を情報発信拠点に位置付けた。売り場では、洋の食材とのペアリングを紹介するほか、味や香りが確かめられるコーナーも設けている。

 店内中央にはグローサリー(洋総菜)のコーナーを新設。京野菜を使い「京人参のロースト」(100グラム450円)や「壬生菜と丹後しめじの白和え」(同410円)などの野菜、京都もちぶたスペアリブ山椒味噌焼き(同620円)、丹波鶏と豆腐つくねのハンバーグ(700円)なども販売する。

 これまで通り、同店で焼いたパンに加え、京都の人気ベーカリー「Artisanal」(アルチザナル・上京区)や「Dough」(ドウ・中京区)のパンも並ぶ。スイーツも「松之助」(中京区)、「ラ・ヴァチュール」、「コレット」(以上中京区)などの商品が日替わりで並ぶ。

 店内にはイートインスペースを16席用意。11時~16時のランチタイムには4種類の総菜とパンまたはライス、スープのセット(1,728円)も用意する。3月にはテラス席も設け、作り手を招いた「日本酒バー」「ワインナイト」、マルシェなどの活用も予定しているという。

 「京野菜も和風だけでなく、洋風の少し変わった料理の提案をしていく。各地のおいしい食材が集まるマーケットとして引き続きご利用いただければ」と広報担当の前田奈津子さんは話していた。

 営業時間は、エスプレッソ・バー=8時~21時、マーケット=8時~20時。

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