祇園祭・後祭巡行 天気恵まれ新調懸装品も披露

(手前から)「北観音山」に今年の山一番「役行者山」が続く

(手前から)「北観音山」に今年の山一番「役行者山」が続く

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 祇園祭の後祭(あとまつり)巡行が7月24日、行われた。

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 昨年、復活した「後祭」。それまでは1996(昭和41)年、祭りの収益を確保することを目的に、前祭の17日に全ての山鉾(やまぼこ)が巡行していた。観光客が集中することによる危険も指摘されており、復活が実現した。

 この日は朝から雲が多かったものの、11時には30度を超え、日差しも強くなり濃い影ができていた。北観音山の下水引「金地関帝祭礼王侯(きんじかんていれいおうこう)行列図刺繍(ししゅう)」や、昨年巡行に復帰した大船鉾の前掛「紅地雲龍青海文綴織(べにじうんりゅうせいかいもんつづれおり)」なども披露された。

 「後祭は人が少なくて静かに見られるのがいい。前祭は大雨だったので、今日は晴れて本当によかった」と近隣に住む女性は顔をほころばせていた。

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