京都水族館でプロジェクションマッピング-映像越しに泳ぐ生き物のシルエットも

大水槽のプロジェクションマッピング

大水槽のプロジェクションマッピング

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 京都水族館(京都市下京区歓喜寺町)で11月21日から、3Dプロジェクションマッピング「アクアリウムファンタジー」を開催する。

宇宙船内部のようなクラゲ水槽

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 関西で初めてという水族館でのプロジェクションマッピングは、館内3カ所で実施。いずれも水槽に直接投影しているわけではなく、スクリーンを設けるほか、水槽ではない部分に投影している。制作を担当したのは、映像作家で立教大学アミューズメント・リサーチセンター研究者の田畑哲稔さん。

 一つ目はオオサンショウウオの展示されている「京の川ゾーン」。上流を模した岩肌の上に、オオサンショウウオが生き生きと動き出す姿を映し出す。二つ目は、「大水槽」前。大きさ横7メートル、縦2.4メートルほどの黒い半透明のスクリーンを設置して、その上から「Birth:生命の誕生、現在」をテーマにした「いのちのかがやき」を上映。およそ6分の間に、海で生まれた命がクラゲやマンタと共に未来の海へ乗り出す冒険を描いた。スクリーン越しに、泳ぐ生き物のシルエットが重なって見える。三つ目は、クラゲ水槽。「Cosmos:宇宙、未来」をテーマに、無重力の中でただようクラゲの様子を宇宙船から見ているかのような音と映像の演出がされている。

 館内のカフェでは、企画に合わせたカクテルを用意。グリーンアップル(ノンアルコール・400円)とカシス味(450円)の2種類を用意。クラッシュゼリーで3Dの立体感を、パチパチキャンディーは、躍動感を表現した。

 クラゲ水槽と京の川ゾーンの投影は終日、大水槽は、毎時0分、15分、30分、45分から投影を行う。いずれも1月12日まで。

 開館時間は9時~20時。(12月1日からは10時~)最終入館は閉館1時間前。入館料は、大人=2,050円。大学・高校生=1,550円。小・中学生=1,000円、幼児(3歳以上)=600円ほか。投票は10月13日まで。

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