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京都で「ピンク映画」上映会-座席は男女ゾーン分け、トーク企画も

愛子は、郵便局員の良男と出会い、恋に落ちる。良男に尽くすが、うるさがられてしまう

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 元・立誠小学校(中京区)で開催される「まなびや2014」で11月1日から、成人指定映画(通称・ピンク映画)の特集イベント「まなびやピンク劇場」が開催される。

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 「まなびや~劇場」は「大人の学校」をテーマに、2002年からスタート。映画や音楽などのアートやカルチャー、防災訓練、まちづくりに関するイベントを立誠小学校跡で行う。

 上映は全2作品。ピンク映画界で「ピンク七福神」とも称される、いまおかしんじ監督の新作「つぐない~新宿ゴールデン街の女~」(2014年)。京都では初公開となる。イベント期間には、主演の速水今日子さんらの舞台あいさつも決定している。

 2作品目は、女優で分筆家の森下くるみさんが選んだ「たまもの」(2006年)。ピンク映画として制作・上映の後、改題して一般公開された作品。「立誠シネマプロジェクト」の田中誠一さんは「日活ロマンポルノが廃止されたものの、優秀な監督が増えてきた90年代以降の中で代表的な作品の一つ」と話す。11月3日には、森下さんのトークも予定している。

 11月2日には、50本以上のピンク映画を手がけた高橋判明監督が、いまおかしんじ監督をゲストに招き「マル秘ピンク映画講座」と題したトークイベントを開く。高橋監督が持参した作品の参考上映も予定しているという。

 「ピンク映画を見る機会の無かった人にとって『ピンク映画も面白いやないか』と思ってもらえるきっかけにしてもらいたい。イベントは、男女をゾーン分けするので気兼ねなく見てもらえたら」と田中さん。

 イベントは11月3日まで。

 開催時間は回によって異なる。料金は、「つぐない」=1,500円(一般)、1200円(学生・シニア)。「ピンク映画講座」・「たまもの」=1,000円。

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