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老舗喫茶店「ほんやら洞」でパリの写真展-店主の助手が捉えた作品展示

1階の壁面ギャラリー。春からは2階もギャラリーとして活用する予定

1階の壁面ギャラリー。春からは2階もギャラリーとして活用する予定

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 同志社大学今出川キャンパス近くの老舗喫茶店「ほんやら洞」(京都市上京区今出川通寺町西入ル)で現在、浜田佐智子さんの写真展「パリっ子PARISIEN」が開催されている。

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 同店店主で写真家・甲斐扶佐義さんの助手である浜田さんが、昨年フランスを訪れた際のスナップ写真数十点を展示する同展。パリの風景やフランス人との交流の一コマを捉えたカラー作品をそろえた。

 これまではニコンの一眼レフ、モノクロフィルム、手焼にこだわってきた浜田さんだが、「一眼レフカメラのような大きなカメラでないといい写真が撮れないというイメージを払しょくしたい」と、今回はあえてコンパクトカメラで撮影したという。

 「滞在中は現地のパリジャンと生活を共にし、観光地ではない普段の生活の場を見て回り、記憶にとどめておきたいシーンを撮影した」と浜田さん。

 浜田さんは独学で写真を学び、甲斐さんの助手をしながら本の装丁や編集の仕事も手掛ける。甲斐さんから同店の運営を任され、店内を改装し同店ホームページなどの充実も図る。

 今年で40周年を迎えた同店では、店内喫茶スペースを利用してギャラリーを開設し、連続作品展などを計画する。

 営業時間は12時~22時。同展は2月20日まで。

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