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「二条城で朝食を」 新たな生活様式対応に門川市長も「いいね」

透明なついたてが用意されている

透明なついたてが用意されている

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 二条城(京都市中京区二条城町)清流園内にある非公開の「香雲亭」で7月1日から完全予約制の朝食の提供が始まる。

朝食で提供されるメニュー例

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 2016(平成28)年から行われて行っている同企画。今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、新しいスタイルを採用して行われることとなり、6月17日に内覧会を行った。

 新しいスタイルは、会場を常時換気とし、入場前には検温とアルコール消毒を呼び掛ける。食事は弁当や飲み物もふたを用意し、ふたが付けられないものについてはスタッフが直前に配膳する。座席は6人掛けのテーブルを4人にして40席から28席に減らした。中央にはアクリルパネルを設置して飛沫を避けるほか、「京都市新型コロナあんしん追跡サービス」の登録を求める。

 この日は門川大作京都市長も招かれて検温を受けて香雲亭に入り、「今年最初のハモずしやね」と笑顔を見せていた。記者らも「会話が少ないのは寂しい感じもある」と話しながらも、目の前に広がる和風庭園、その奥に見える本丸御殿の石垣、静かに聞こえる水音の景色を楽しんでいた。

 開催期間は7月1日~9月30日。時間は8時30分~9時30分。料金は、3,300円(入城料別)。申し込みは「京料理いそべ」(TEL 075-551-1203)が10時30分~15時で受付。参加希望日の前日15時まで受け付ける。9月30日まで。

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