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「京都水族館ぬめぬめワールド」 デジタルで世界最大級の両生類の生息地再現

呼吸中のオオサンショウウオの演出

呼吸中のオオサンショウウオの演出

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町)で4月27日、「京都水族館ぬめぬめワールド~世界最大級の両生類は鴨川にいた!!~」が始まる。

オオサンショウウオの身体測定(2018年)

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 京都水族館で飼育展示しているオオサンショウウオにスポットを当てた同企画。同館によると、オオサンショウウオは世界最大の両生類で、大きなものでは150センチ近くまで成長する。西日本に生息域があり、京都では鴨川上流で生息が確認されている。

 会場ではオオサンショウウオの水槽前にプロジェクションマッピングで生息地の自然を再現した映像を投影。人の動きに合わせて波紋が生じたり、草が揺れたりするインタラクティブな仕掛けのほか、環境音や森の香りなども使い臨場感を表現する。夜行性のため普段の展示では見られない、活発に動き回るオオサンショウウオや水面までやってきて呼吸する様子も再現する。

 パネルでは「ぬめぬめ」の正体や、危険を感じたときに出す「ねばねば」の液体、「ぷにぷに」した身体が果たす役割についても紹介するほか、同館で撮影された呼吸の様子やエサに食いつくときの映像も流す。

 同館広報担当の松本亜季さんは「皆さんが親しんでいる鴨川の上流にはオオサンショウウオがいることを身近に感じてもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~18時(4月27日~30日、5月6日=10時~20時、5月1日~5日=9時~20時)。チケットは、大人=2,050円、高校生=1,500円、中・小学生=1,000円ほか。9月1日まで。

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