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京都国際マンガミュージアムで「節分おばけ」 荒俣宏館長も妖怪姿に

二条城「唐門」前で荒俣館長と扮装した参加者が記念撮影

二条城「唐門」前で荒俣館長と扮装した参加者が記念撮影

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 京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上る、TEL 075-254-7414)で2月3日、「荒俣宏館長の節分おばけ☆仮装百鬼夜行」が行われた。

信号待ちの妖怪たち

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 荒俣さんは、妖怪「アリャマタコリャマタ」姿になって登場。「節分おばけは、年の切れ目に悪い物を追いかける『鬼やらい』として行われていたものが元になっているといわれている。皆さんの化けっぷりはなかなか大したもの」とあいさつ。

 荒俣さんを先頭に、カッパや鬼、キツネの妖怪などに扮(ふん)した参加者55人が「アリャマタ~コリャマタ~」「鬼は外~」と掛け声を上げながら、二条城までを練り歩き、二条城「唐門」前で写真撮影をした。

 横浜市から参加した成田京子さんは雪女の扮装で参加。海外からの旅行客からの撮影に応じていた。「荒俣先生はまさに妖怪の親玉のようで決まっている。ほかの方の衣装もすごいのでたくさん写真を撮りたい」と話す。

 3世代で参加した上野新子さん、友子さん親子は「節分はいつもと違った格好でお参りをしてきた。これだけコスプレの人が集まって、とてもにぎやか」と話す。

 荒俣さんは「四つ目の妖怪、方相氏(ほうそうし)が鬼をはらい、仏教では豆まきで鬼をはらう伝承となっている。今後、京都から日本のハロウィーンとしてこれから定着させていきたい」と意気込んでいた。

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