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京都市100人委員会がプロジェクト成果発表会 354人が参加

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みやこめっせ(京都市左京区)で1月16日、第5期京都市未来まちづくり100人委員会プロジェクト成果発表会が行われた。

プロジェクトブースの様子

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 2014年4月に始まった第5期委員会では、公募で選ばれた117人の京都市民が15のプロジェクトチームを作り、委員として2年間活動した。今年3月までの任期を前に、2年間の活動を振り返り、自分たちの活動内容や、実施した調査、活動の成果、今後の課題などを発表した。発表後には、第3期まで同委員会の代表世話人を務めた「京つけもの西利」の平井誠一社長らゲストから、アドバイスや改善点、残り2カ月の任期満了までにできることなど講評された。

 プロジェクト成果をパワーポイントで発表するだけでなく、来場者が委員と直接交流できるよう、会場内にカフェコーナーや各プロジェクトのブースも設置した。発表後には、来場者がブースに立ち寄り、8分という短い発表時間で語られなかった話を聞いた。会場では、今後の活動に参加したいという来場者の姿もあった。

 この日は、一般来場者は294人で、委員を含めると354人が参加。同委員会を運営するきょうとNPOセンターのスタッフは「来場者は第5期メンバーそれぞれが開催したイベントの参加者や協力者、SNSでイベントを知った当日飛び入りの参加者も多かった」と話す。

 「第5期委員が、直接市民とつながるような企画を考案・開催したことが、応援したい、場に関わりたいという思いを生み、多くの人が集まったのでは」と同センター常務理事の野池雅人さん。同委員会は「5期続けてきて、OBやプロジェクトに関わった人、各委員の友人などへ輪が広がり、自分も何かできると感じ、市民が積極的に地域に関わるという京都の1つの文化になりつつあるのでは」と話す。

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