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電子コミックは東京以外の漫画家をどう変えるか-Kindle、comico担当者が語る

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 ヒューマンアカデミー京都校(京都市下京区四条通柳馬場東入る)で3月24日、「四畳半漫画家のためのデジタル戦略講座」が行われる。主催は京都市、運営は空き家を借りて漫画家志望者に安く提供したり、プロに向けてのテクニックやお金についての講座を展開する「トキワ荘プロジェクト」。

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 漫画は、編集者との1対1のやり取りで生まれることから、商業漫画家は、出版社のある東京に出ることが当然とされてきた。しかし、2010年から急速に普及し始めた電子書籍は、その規模が2013年には1,000億円を突破。漫画家として食べていくために、雑誌に連載することや単行本を出版することに加えて、デジタルコミックを発行することも可能になった。実際にデジタルコミックで1,000万円を稼ぐ作家もいるという。

 同セミナーでは、Amazonの電子書籍「Kindle」のKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)担当・小菅祥之さんと、NHN play artが提供する漫画アプリ「comico」の事業プロデューサー・大藤充彦さんが登場。KDP用のファイルの作り方なども交えて、各サービスの特徴や現場の話、国内外へ発信について紹介。クロストークとして、東京以外に住む漫画家がどのように変わるのかをテーマに展開する。

 「京都には漫画を扱う大学が3校、専門学校は4校あり、およそ1300人が漫画を学び、そのOB・OGやプロが住んでいる。当日は、質問のしやすい進行で、デジタル漫画家を目指す人に有益な情報を提供しつつ、疑問に答えられたら」と、当日進行を務めるトキワ荘プロジェクトの菊池健さん。

 開催時間は19時~21時30分。参加無料。定員は60人。同プロジェクトのウェブサイトで申し込みを受け付ける。

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