「龍馬」テーマの学習体験型ツアー、JTB・同志社大学などが共同で商品化

京都について学ぶ観光プログラム「楽洛キャンパス」のフライヤー

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 JTB、同志社大学で作る京都観学研究会と京都商工会議所は現在、京都について学ぶ観光プログラム「楽洛キャンパス」の9月期「龍馬が見た京都の近代化~幕末・京都を歩く3日間~」を販売している。

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 「講義型」と「ツアー型」に分かれる同プログラム。講義型は同志社大学で行う基本講座のみの参加で、ツアー型は基本講座に加え現地見学や食事がセットとなる。

 9月期のテーマは「龍馬」。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の時代考証を担当する東京学芸大学の大石学教授をはじめとする講師が講義を行うほか、龍馬の活躍した「幕末の京都」、特に岡崎の地にスポットを当てる。京都精華大学の佐藤守弘准教授は明治維新以降の京都の「イメージ戦略」を、当時の写真などを使って解説。ツアー最終日は通常非公開となっている岡崎の山荘を見学する。講師は京都工芸繊維大学名誉教授の中村昌生さん。

 食事は、井上馨などもゆかりのある料亭「京大和」や、桂小五郎のエピソードが残る「幾松」の納涼川床など、テーマに沿った場所で提供される。

 JTBの岡部久人さんは「『龍馬』というテーマの講義を通して単なる観光では得られない深みのある旅を楽しめる」と同プログラムをアピールする。

 コースは、9月11日~13日と12日~14日の2コースを用意する。料金は、大人・子ども共通で7万5,000円(宿泊代金は含まれない)。「講座型」は1講座3000円。申し込みは9月6日まで。

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