佛光寺境内で「子ども着物ショー」-普段着としての利用アピール

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 「きものステーション・京都」(京都市下京区四条室町東入ル、TEL 075-211-0361)は4月9日、「花まつりin佛光寺」(下京区新開町)の境内ナイトステージで4月9日、「こども★きものしょー。」が開催される。

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 主催する「きものステーション・京都」は、京都織物卸商業組合が運営する非営利サロン。着物を着る人との接点として京都産業会館内に開設された。和装振興のため、毎年春と秋に着物レンタルを行うほか、着物関連の書籍収集や展示、小物販売など、さまざまな活動を行っている。

 同イベントは、先月同スペースで行われた「こども★きものてん。」で展示した子ども用着物を用いたファッションショー。子ども用着物でのファッションショーは今回が初めて。もともと普段着用の着物商品が少ないことに注目した同サロンのチーフディレクター牧野茜さんは「もったいない。子どもたちに普段着として着物を着てもらうためにあらゆることをしたい」と子ども用着物の試作品を作った。

 緑や水色、ピンクのファブリック柄や花柄、チェック、うさぎ模様など種類も豊富で、履き物は下駄からスニーカー、ブーツ、長靴まで用意する。「女の子には意外に水色が人気」と牧野さん。展示着物はすべてオリジナルの試作品で、1カ月の展示期間内に意見を聞き、将来的に商品化やレンタル化を狙っていくという。ショーでは「親子で着物」をテーマに、3歳~8歳の子どもたちが親や兄弟姉妹、友達、祖母らとともに出演する。

 「今回、初めて多くの子どもたちがまとまって着物を着てくれる。たくさんの家族に見ていただいて、子どもたちに着てほしいし、着せたいと思ってほしい。ショーでの子どもたちのかわいらしい姿を見に来ていただければうれしい」と牧野さん。

 開催時間は18時~18時30分。鑑賞無料。

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